2016年も半年が過ぎ去り、新たな1日を迎え思うこと

この半年間を振り返り考え、全力で活動できたのか?

当初定めた目標はクリアできたのか、など思考を巡らしていました。

いろいろ考えていく中で、私がちょうど世界構造への理解が足りないという視点で内省を行ったのが2015年。

現在の世の中がタイムリーに、経済的に戦乱の形相を見せています。

今回のEU離脱問題において、この問題を語れるほどの背景を自分自身持てていないことに気づきました。

背景知識がなさすぎて、時流を見定められない。まあ完全に読み切るということが不可能なのはそうなのですが、

知識量の不足により一つの問題において、角度をつけられない。

多面的に捉えられない。

よって、今からでも遅くなく、勉強して理解をし、時流を読めるようになりたいと心のそこから思いました。

危機感、というよりはこれだけ情報が発達して、勉強して知ろうと思えばたくさん知れる世の中において

せっかくあるリソースを活用して知識欲というかなり単純な欲求を満たせることが、大変な現代の価値だと思いました。

ゲーテがあらゆる学問を究め、その先には結局何もなかったという結論を迎えたことがありました。

それで知識の持つ儚さに衝撃を覚えたことがありました。

しかそそれはあくまでゲーテの例であり、自分に置き換えられるわけではない。

しかも、ゲーテは世界をたのしくしたり、後世に引き継いだことも多くあったのだから、何も虚しいことでもなく、

単純に楽しいから行う、というのは健全な生だし、人間生活の立派な営みだと思っています。

今回のEUで言えば、調べたりしてようやくわかってきたことがあります。

これほどまでにEUという協定がイギリス国民を苦しめようとしている景観があるとは思いもよりませんでした。

半ば強制的に移民を受け入れざるをえない、心理的なストレスもあげられる一方、

実際の大問題はそこで大量に必要となる医療費、医師・看護師不足の問題だったと。

また、イギリスがEUに協定料金として払っている額の、3分の1程度しか財政面でのバックはない、これはEUの中でも2番目に大きいとのこと。(1位はドイツ)

関税の撤廃によって、EU諸国間の輸出入を円滑にし、移民の受け入れ体制を整え、

一国家としてではなく、ヨーロッパという単位で発展をしていこうという理想背景に、

国民の生活スケールが及ばなかったということが、今回の出来事における歴史の教科書に載る最大のポイントでしょう。

そもそも、この協定はなんだったのか?と言うのも考えました。

つまり、国によって負担バランスの比重が傾き過ぎていて、ある特定の支配階級がこれを都合よく作り上げているのではないか、

と言う論もあり、その時からそもそもEU離脱は推奨されてきたということで、初めからWINWINでは成立しない協定だったのかもしれないな、と。

というのは人類全体の課題に置き換えました。

善意を持った圧倒的なリーダーシップを持つ独裁者が支配しない限り、このような国家間を超える全体の理想は果たせないのかもしれない、ということです。

形式としては離脱かもしれませんが、今後はイギリス対EUという構造になり、EU法の規定は受けないけども実際はEUを無視して活動することはできなく

むしろこれによってEUは一方で拡大し続けイギリスを糾弾するような対応が取られれば、フランスやドイツが離脱する可能性もあるとのことではありますが、

事実上のEU加盟状態が続くでしょう。

各国が全体の青写真に目を向けないといけないフェーズに入るには至らず

実際には一国の短期的な理想を追求したということにおさまりました。

地球の持続が可能かどうか、という論が唱えられ、そもそも資源の枯渇や自然摂理を無視した資本経済の発達

が世界を滅ぼすかもしれない、大胆な仮説もあります。

そんな説を唱え出したらきりがないのですが、トランプ氏もTPPから外れるということを提唱していて、

トルコではテロがあったりと、世界がどこか内向きになってきていて戦乱の形相を示しているこの状態は何の予兆だろうと感じました。

全体最適の解を各国で追求し、わかりやすい形で提示しなければ状況は悪くなりそうです。あくまで経済的な観点と持続可能性の話ではありますが。

日本では円高になり、景況感が悪化することを懸念されているようですが、

単純な、大企業の業績悪化によるそこに付随する中小企業の連鎖的不況、ぐらいしか思いつきません。

一つ言えることは、これによってまた不景気だ、とか言って嘆いてる場合じゃないな、ということです。

だからまず隗より始めよ、ということで、

世界構造の理解から始めよう、と単純に思いました。

さらに、やはりこれによって現地を見てみたい欲求がさらに高まりました。

海外に行き、

現地がどうなっているのか、現地の人が何を考えどう生き、文化を保存していくつもりなのか。

だから、楽しくて勉強になるという素晴らしい旅行計画です。

そのためにはまず知識という地を固めよう。

残り半年での勉強面における目標は

会員様の勉強量を越えるべく勉強し、その内容は全体の理解というかなり大きめなテーマで行くことを決めました。

振り返りのタイミングなので、一度振り返ってみることをオススメします。

みなさんの半年の目標もまた教えてくださいね^^

kousukearai

投稿者プロフィール

1987年3月18日生まれ。魚座、B型。
群馬県館林市出身。
國學院大学文学部卒業。現在、大阪・梅田在住。
株式会社ARIAという会社で勉強カフェ大阪本町/大阪うめだを運営中。
向上心ある大人たちが気持ちよく過ごせる空間作りを日々探求中。

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