【人が勉強する理由】
- 2016/11/19
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なぜ人は勉強するのか?
そう聞かれたら、なんて答えますか。
それぞれ理由はあると思います。
会社で、昇進に必要だから、とか。
海外で働きたいから、とか、単純に楽しいからとか、その他にも
何かしら必要に迫られてやっている、と答えられる方もいらっしゃいますね。
でも、これらには全て共通点があります。
それは、「その先の世界、景色を見たい」ではないでしょうか。
勉強をしたいわけじゃないけど、しなきゃいけないからしている、っていう人も、
それを聞くと受身な印象ですが、実際には、心の奥底を読み解いていくと、
ポジティブなんです。
それはつまり、やらなきゃいけないからやる、ということの裏に
何か実現したいことや、そうしたくてそうしている原理があるからなんですね。
だから、やりたくない、とは言いつつ根本的にはやりたいはずなんです。
だって、本当にやりたくなければ、別にやんなくていいんですよ。
納税のように法律で決まってませんし。
やりたくないけどやる→やらないと会社の評価が悪くなるから
→会社で評価されたいと言い換えられる
といったように、紐解いていくと、最終的には能動的な回答が出てくるんです。
勉強するのは、会社で評価された世界を見たいから、つまり冒頭の
「その先の世界、景色を見たいから」に通ずるんです。
だから、やらされている、というような後ろ向きにな理由で、勉強をしている、と思っている人でも
よくよく考えていると皆、何かを目指しているんです。
本当に受動的な人は、勉強するわけがない。勉強している人は皆、何かしら、希望を持っている。
つまり、本質的にはポジティブな行為が勉強なのです。
そして、私が考えるに勉強という行為そのものは、実は人を人たらしめている最大の理由に該当すると考えています。
ご存知の方も多いと思いますが
哲学者のパスカルが、「人間は考える葦である」という言葉。
この人がどのようなことを意図して、この言葉を残したのかは諸説ありますが、
人間とその他の生物を分けているものは、「思考」できることにある、というのが一般的です。
他の動物は本能で動いているから、思考できない。だけど、人間は思考できる。
思考とはつまり、何かを知り何かを感じ、脳の中を巡らせること。その大元にあるのは、学びです。
学ぶことで、考えを深める。
考えを深めることで、人が人が持っている能力を最大化できる。
それは、今よりも一歩さきの自分に出会える、見つける、ということで、
やはり先の世界や景色を見たい、ということにたどり着いていきます。
知的好奇心がある、というのは結局自分の中に何かをまた新たに発見することで、
それを楽しめるようになると、人に生まれたことを良かったと思えるのかもしれません。
よって、学びの中に楽しみを見つけていくこと、学びを継続していくことは、
最終的にその人自身の変化に行きつきます。
この楽しみに、一人でも多く気づけるようなカフェにします。
勉強カフェで、勉強する理由の本質に気付いてみてください。きっと、楽しくなるはずです。
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