【勉強習慣をつけること】

勉強カフェに来てもらって、勉強がはかどること、もはもちろん、ひとつの価値なのですが

もうひとつの価値があります。

それは、勉強を継続的に行えるようになる「習慣」が身につくことです。

いや、身に付けるサポートができることです。

これは、勉強カフェに来れば自動的に身につくものでもなく、

習慣化したいと思っている人が、習慣するのをサポートさせてもらう、ということです。

では、なぜ勉強習慣を身につけるといいのか?

それは、勉強を続けることで、知識という資産が増え続けていくモードに突入するからです。

知識は、貯金残高に表示されないが、実は最も大きな資産です。

どこで誰に聞いたかは覚えてもないのですが、とてもハッとしたことがありました。

それは、「物やお金は盗まれても、自分の頭の中の知識だけは誰にも奪えない」

という言葉です。

なるほど、確かにその通りだ、と心の底から電撃が走るほど思いました。

その日から、今までずっとその言葉を信じています。よって、知識をつけることは

お金を稼ぐこと並みに尊い行為だと感じるようになりました。

勉強習慣のつけ方は、人それぞれでいいのですが、とにかく何でもいいので

これだ、と思ったものがあればやってみることをオススメします。

軌道修正すればいいのですから。そもそも勉強を始めないとそれが合ってるのかどうかすらわかりませんし、

知識が新たな知識を欲する状態を作る、ということもあります。

アインシュタインが、

「学べば学ぶほど、また学びたくなる」というようなことを言っていて、

本当にそうなんです。

世界がパーっと切り開かれていって、その先は何があるんだろう?と

まるで冒険しているかのような感覚を味わえます。

では、その勉強習慣をつけるのはどうすればいいのか?

私の場合に置き換えると、製薬会社に勤めていた時に勉強習慣が身につきました。

営業職(MRと一般的に呼ばれる)で、医薬品を取り扱いっていました。

その際、「MR認定試験」と呼ばれる一般的な医学周りの知識をテストする試験に

合格しなければならない状況でした。

仕事の一部であり、試験に受かってようやく社内でも認められ、土俵に立てるのです。

なので、落ちるわけにもいきません。

しかし、私はそれまで医学や薬学の勉強など一切したことがありませんでした。

皮膚の構造がどうなってるとか、薬が体に入ってどのように体内に吸収されるのか、とか

今まで歴史的に不治の病とされていたものが、抗生物質の発明によって完治可能となり、

一気に歴史が変えられるような事態に医学会が遭遇していたことなど、全く知らなかったことを一気に学びました。

落ちられないプレッシャーから、試験直前の日々は生きてるのかよく分からないぐらい感覚がなくなり、

終わった後に、これは今でも覚えてますが、「空って青かったんだ」「花って綺麗なんだ」と本当に思いました。

空が青いことを忘れるほど、意識が合格に向けて働きました。

この経験が、習慣を身につけるきっかけとなりました。

医学のことを一切知らない状態からの勉強で、医学生からしたら全く大したことないのでしょうが、

個人的にはかなりハードな内容だったため頭をフル回転させて覚えました。

この経験をしてよかったことがあります。

一度勉強を頑張って取り組んで、その取得していくという感覚を覚えてしまうと

そのあとの勉強は苦ではない、という点です。

むしろ、楽しいのです。

そこから、自分の好きなことを知る、という勉強に切り替えてからは、受からなきゃいけないわけでもないですし、

好きなだけ好きなことを学べ、楽しすぎます。

よって、まずは何か資格をとるということは初めの一歩としてはありだと思います。

また、資格を取ることによって身についた習慣を生かして、別の知識を取得していく、というところまで

持っていくのが、お勧めです。

これから勉強を始めよう、と思っている人は気になる分野から始めていきましょう。

そのあとの生活が、楽しくなります。

kousukearai

投稿者プロフィール

1987年3月18日生まれ。魚座、B型。
群馬県館林市出身。
國學院大学文学部卒業。現在、大阪・梅田在住。
株式会社ARIAという会社で勉強カフェ大阪本町/大阪うめだを運営中。
向上心ある大人たちが気持ちよく過ごせる空間作りを日々探求中。

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