あの頃(戦争時代) に生きていた人たちは、明日も生きれればなあって思って突撃していったわけじゃないですか。サシノミスト活動記録その29:前原 佑多さん

今回のサシノミストは勉強カフェ大阪の会員様で、外交官を目指され

大学4年の時から試験勉強を継続してされていた

前原佑多さんです!

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見事、競争率のめちゃめちゃ高い難関試験に合格を果たし

今年4月に外交官になられました!!天晴れ!!

 

カフェ内では政治に関する討論会など積極的に開催されたり、

社会人の方とも交流され、ご自身の見識を深めるのに

うまく勉強カフェを活用してくださっていました。

 

 

私たち運営側としても鼻高々でございます。

何故外交官を目指すことになったのか、 そのきっかけについて今回のサシ飲みではお聞きしました。

 

「大学1年の時に放浪の旅を海外で行っていました。 東南アジアで思ったのが、 日本は平和から恩恵を受けているなあと。

やっぱり平和が前提で経済成長があったと思うんですね。

世界平和を目指したいです。 今の資本主義は修正資本主義って言われて 社会保障とか充実してるし、社会主義の要素もかなり取り入れてる。

【平和な時代の日本に生まれた私たちの責務】をモットーとしています。

あの頃(戦争時代) に生きていた人たちは、明日も生きれればなあ、

って思って突撃していったわけじゃないですか。

俺たちは、生きていける明日を持っているんです。

それを伝えていくのが私たちの責務じゃないかと。

だから外務省で働きたいかな、って思いました。」

 

次に勉強カフェについてお聞きしました。

 

Q勉強カフェについて漠然とですがどう思いますか?

「今の感じでめっちゃ良くて、 このまま日本中に広まっていったら

スポーツクラブとかで2倍の値段であるような

プレミアムバージョンができる勢いだと思ってます

まあめっちゃ先ですけどね。 六本木とかで。笑」

 

 

Q入会した理由は?

「最初は大学の図書館とか、公民館でやってたんですけど、

人のつながりがなさすぎてきつかったですね。孤独が。

ちょうど無料見学会の時に司法試験勉強していたTさんが熱い話をしてて、

ここいいな、こういう人集まりそうやな、って。

こういう風に志持ってる人と一緒に勉強できるなって。

【今まで司法試験やってて、利用するとしたら朝から晩までやりたい】 っていう発言を聞いて、

俺も俺も、って思ったんです。 想像以上でしたよ。設備とか。

他の人も同じように思ってるから、 体験きて、違うなって思う人は少ないと思います。

雰囲気も良かったです。」

 

Q勉強カフェに入ってみて実際にどうですか?

 

「仲間意識っていうのがめちゃありますね

大学の公務員試験の人たちは仲間でありライバルじゃないですか。

10時間勉強したとかも、言わないですし。

ライバルじゃない勉強仲間を作るなら、 他の自習室の人も、こっちの方がいいかもしれないなと思います。」

Q前原さんは、大学生でありながら幅広年齢層、特に年上の人ともすんなり馴染んでいる印象ですが、 何かコツでもあるのでしょうか?

「同世代とはあまりつるむ事も無くなって

公務員試験の勉強始めたら、あいつなんだ?ってなってるんですよ。

ライバルだから。 勉強カフェの人って、学生に合わせようとしてくれませんか?

それも大きいです。 人と話せるようになったのは大学生になってからです。笑

大学生になったら、自分でなんかしないとやっていけないじゃないですか。

バックパッカーもしてたり、英会話サークルも行ったり バイトもしたりして、

人としゃべるようになりました。 高校の時は全然喋れなかったですが。泣」

Q前原さんはラーニングルームとラウンジをどう使い分けてますか?

「ラーニングルームって言っても普通の自習室よりかはゆるいじゃないですか。

今まで普通のがっちり自習室でやってたんで、 ラウンジでいきなりやるとギャップがあるんで、

徐々に移行していこうと思って 最初はラーニングルームでやってましたがラウンジに移行しました。」

 

Q話し声があると集中力はあがりますか?

「長く続けるにはいいかなと思います。 疲れづらいんですね。その点で選ばしてもらいました。

話している人もいるし、集中している人もいる。

いつも来る人が来て他愛もない 話をしゃべりだすと 【勉強カフェきたな、よし、頑張ろう】と。

ああいうのを求めているんですよ。 勉強カフェ行った時に、しーんとしてるのは求めてないんですね。」

Q勉強カフェへ入る人へメッセージをお願いします!

「主体的に動く事です。 大学生になったら、自分のベースキャンプ(基地)がなくなるんですよ。

ベースキャンプをどこに置くかで、人生変わると思うんですよ。

大学入るとサークルとか、ホワホワした感じでって新歓があるから、

そこに置いたりしやすいんですけど、 僕の場合は人生を勉強カフェに置く事にしたんですね。

バイトとかあっても、カフェの机に荷物を置いて働きにいってたりしてたんですね。

社会人の人とかでもベースキャンプをここに置いて会社に行くっていうのがいいと思います。」

Q話が変わりますが、影響を受けた映画や本はありますか?

「映画のさとうきび畑の唄です。

あれきっかけで戦争映画にハマったんですけど、

あれが自分の沖縄の島で育ったおじいちゃんおばあちゃんとリンクして。

話で聞くのと映像で見るのと実際違うじゃないですか。

集団自決ってこんな感じだったのか、とか。

家族が離れ離れになる、ってこう言う事か、とか。

明石家さんまが演じる主人公はムードメーカーなんですね。

戦争中とかでもギャグとか言ってて。

でもそういうのは隊長的にはうっとおしいじゃないですか。

隊長に死にかけの米軍を殺せ、って言われた時に

 

【僕はこんなことをするために生まれてきたわけじゃないんですよ】

って言って反抗するんです。 そして、反対に自分が殺されてしまうんです。

世界はこんな世の中の時もあるんだ、って。

家庭の面では自分の父親のような家庭を築きたいと考えています。

父親は、いつも5時半くらいに帰ってきて、 土日に子供と遊ぶ計画を立ててるっていう人でした(笑)

そんな風に家庭も大事にするような人でありたいです。」

 

自分が大学生の頃と比べたら、本当に大人でしっかりしてて、

さすが国の外交を背負ってく人材は違うなあ、という感じでした。 素晴らしすぎる。是非とも頑張って欲しいですね。 学ぶことだらけでした。 前原さんありがとうございました!


 

★今回のサシ飲み場

とも吉 西梅田店

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美味しい海鮮が西梅田からすぐの立地で食べられ、値段も高くなく

雰囲気もいいので、梅田付近んで飲むなら使えそうです。


 

★今回のサシノミスト

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前原 佑多(まえはら ゆうた)

大阪大学卒業。

外交官を目指し、見事試験に合格。

2016年4月から霞が関へ。

その後ポーランドへ滞在予定。

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投稿者プロフィール

1987年3月18日生まれ。魚座、B型。
群馬県館林市出身。
國學院大学文学部卒業。現在、大阪・梅田在住。
株式会社ARIAという会社で勉強カフェ大阪本町/大阪うめだを運営中。
向上心ある大人たちが気持ちよく過ごせる空間作りを日々探求中。

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