CCC(カルチュアルコンビニエンスクラブ)創業者 増田宗昭氏から学んだ大事なこと⑥

こんな本が発売されていました。

CCCの社員向けに書かれたブログを公開したものらしいです。

 

早速購入し、読んでみました。

 

そこから、特に感銘を受けたエッセンスを抽出。

増田が大学生の頃、衣服が寒さを防ぐ機能でしかなかった頃に、これからの服は全てデザイン化し、

ファッション化すると、浜野安宏さんが言ったように、全ての生活用品が、アート化する、と思う。 (増田のブログ/増田宗昭)

この本の特徴は何と言っても、その「読み心地の良さ」にある

おそらく、これは偶然の産物でもなんでもなく、増田社長が意図的に作り上げた演出にちがいない。

まず、行間の多さ。
各ページには必ず写真が入っている。

 

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開いたときに、本が反動で閉じてしまうことがないよう配慮されている。

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代官山蔦屋書店に込めた思い「居心地の良さ」を、本にも持ってきた。

この方のファッション「黒のロンT+ジーンズ+コンバース」

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さえも、なんかオリジナリティ溢れるアートのように思えてきた。

年齢を追うごとに、そのエネルギーが雰囲気を変えていく。

未だに進化し続け、現役にこだわり理想を追いかけている。

ディレクTVの頃よりも明らかに目に力がある。
(このころがどん底だったらしいですけど)

 

希望っていうやつはそういう絶望の淵に立った人にだけ、

見えるものかもしれない。

恵まれた生活や、能力以上のことにチャレンジしていない人にとって、

希望っていうのはあるのだろうか?

やったことないことにチャレンジしたり、本当に儲かる事業にしたり、

人も育成する、という難題をかかえ込むからこそ見える希望。(増田のブログ/増田宗昭)

 

僕たちは、先輩方の活躍を「すごいなあ」と思っているだけで満足しているだけでなく、
それらを「ぶっ壊し」に行かないといけない。

見ているだけで満足ならばいいけど、そんなつまらないことはない。

やっぱり、情熱的であろう。

そう、考えた。

いや、情熱的でいるしかない。どう頑張っても、クールには生きていけない。

病気みたいなものだと思います。


 

思いおこせば、TSUTAYAFC事業を始める時に、何億円もするコンピューターを買って、毎月のリース料に資金繰りに追われたこともあれば、人通りのない代官山に大きな書店を作ろうと思った時も、

周りの人は心配してくれたけれど、自分はこれしかないと思っていたので、

確かに悲観的にはならなかった。

企画会社が提案する企画は、クライアントのお客さんの理解の領域の外にあるということ

だから、理解されない

理解されないと売れない

理解される程度の企画は価値がない

だから企画をうることは簡単そうで難しい。(増田のブログ/増田宗昭)

マイノリティであることを恐れちゃいけない。

 

まともな顔してる人も、どこかではマイノリティですよね。

 

完全なるマジョリティなんて、いない。いたとしたら、それ自体が、マイノリティです。

 

多数派の安心感はいらなすぎる。

 

それは、学生時代だけで終わりにしよう。


 

手がかりになるのは 薄い月明かり

(月の爆撃機/THE BLUE HEARTS)


「ぶっ壊し」にかかるのは、今。

 

ミサイル飛ばされるよりも先に

 

 

個性を解放し、楽しんでいきましょう。

 

過去のバックナンバーを読みたい方は併せてこちらもお読みください。↓

CCC(カルチュアルコンビニエンスクラブ)創業者 増田宗昭氏から学んだ大事なこと⑤

CCC(カルチュアルコンビニエンスクラブ)創業者 増田宗昭氏から学んだ大事なこと④

CCC(カルチュアルコンビニエンスクラブ)創業者 増田宗昭氏から学んだ大事なこと③

CCC(カルチュアルコンビニエンスクラブ)創業者 増田宗昭氏から学んだ大事なこと②

CCC(カルチュアルコンビニエンスクラブ)創業者 増田宗昭氏から学んだ大事なこと①

kousukearai

投稿者プロフィール

1987年3月18日生まれ。魚座、B型。
群馬県館林市出身。
國學院大学文学部卒業。現在、大阪・梅田在住。
株式会社ARIAという会社で勉強カフェ大阪本町/大阪うめだを運営中。
向上心ある大人たちが気持ちよく過ごせる空間作りを日々探求中。

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