こんな本が発売されていました。
CCCの社員向けに書かれたブログを公開したものらしいです。
早速購入し、読んでみました。
そこから、特に感銘を受けたエッセンスを抽出。
増田が大学生の頃、衣服が寒さを防ぐ機能でしかなかった頃に、これからの服は全てデザイン化し、
ファッション化すると、浜野安宏さんが言ったように、全ての生活用品が、アート化する、と思う。 (増田のブログ/増田宗昭)
この本の特徴は何と言っても、その「読み心地の良さ」にある
おそらく、これは偶然の産物でもなんでもなく、増田社長が意図的に作り上げた演出にちがいない。
まず、行間の多さ。
各ページには必ず写真が入っている。
開いたときに、本が反動で閉じてしまうことがないよう配慮されている。
代官山蔦屋書店に込めた思い「居心地の良さ」を、本にも持ってきた。
この方のファッション「黒のロンT+ジーンズ+コンバース」
さえも、なんかオリジナリティ溢れるアートのように思えてきた。
年齢を追うごとに、そのエネルギーが雰囲気を変えていく。
未だに進化し続け、現役にこだわり理想を追いかけている。
ディレクTVの頃よりも明らかに目に力がある。
(このころがどん底だったらしいですけど)
希望っていうやつはそういう絶望の淵に立った人にだけ、
見えるものかもしれない。
恵まれた生活や、能力以上のことにチャレンジしていない人にとって、
希望っていうのはあるのだろうか?
やったことないことにチャレンジしたり、本当に儲かる事業にしたり、
人も育成する、という難題をかかえ込むからこそ見える希望。(増田のブログ/増田宗昭)
僕たちは、先輩方の活躍を「すごいなあ」と思っているだけで満足しているだけでなく、
それらを「ぶっ壊し」に行かないといけない。
見ているだけで満足ならばいいけど、そんなつまらないことはない。
やっぱり、情熱的であろう。
そう、考えた。
いや、情熱的でいるしかない。どう頑張っても、クールには生きていけない。
病気みたいなものだと思います。
思いおこせば、TSUTAYAのFC事業を始める時に、何億円もするコンピューターを買って、毎月のリース料に資金繰りに追われたこともあれば、人通りのない代官山に大きな書店を作ろうと思った時も、
周りの人は心配してくれたけれど、自分はこれしかないと思っていたので、
確かに悲観的にはならなかった。
企画会社が提案する企画は、クライアントのお客さんの理解の領域の外にあるということ
だから、理解されない
理解されないと売れない
理解される程度の企画は価値がない
だから企画をうることは簡単そうで難しい。(増田のブログ/増田宗昭)
マイノリティであることを恐れちゃいけない。
まともな顔してる人も、どこかではマイノリティですよね。
完全なるマジョリティなんて、いない。いたとしたら、それ自体が、マイノリティです。
多数派の安心感はいらなすぎる。
それは、学生時代だけで終わりにしよう。
手がかりになるのは 薄い月明かり
(月の爆撃機/THE BLUE HEARTS)
「ぶっ壊し」にかかるのは、今。
ミサイル飛ばされるよりも先に
個性を解放し、楽しんでいきましょう。
過去のバックナンバーを読みたい方は併せてこちらもお読みください。↓
CCC(カルチュアルコンビニエンスクラブ)創業者 増田宗昭氏から学んだ大事なこと⑤
CCC(カルチュアルコンビニエンスクラブ)創業者 増田宗昭氏から学んだ大事なこと④
CCC(カルチュアルコンビニエンスクラブ)創業者 増田宗昭氏から学んだ大事なこと③
CCC(カルチュアルコンビニエンスクラブ)創業者 増田宗昭氏から学んだ大事なこと②
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